マインドフル・ワーク 「瞑想の脳科学」があなたの働き方を変える

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この本を選んだ動機

40代になって職場でそれなりの仕事を任されるようになったため、身の回りで起きていることすべてに目を行き届けたいと思い毎日仕事をしています。

 

でも、もちろんそんなことは無理ですから、ストレスはたまる一方。脳をキレイにするには旅行に行くのが一番効果的な方法ですが、去年からはそれもできません。

 

この本のテーマである「マインドフルネス」は、今となっては世界中の人たちが実践しており効果も伝えられていますが、それでも私自身の本音として本当に役立つのだろうか、という疑心がありました。

 

この本はそれを科学的に証明してくれていると聞いたため読むことにしました。

 

この本であらためて分かること

マインドフルネスは科学的に証明されており、私たちの脳によい効果をもたらす。 集中力を高めたいのであれば、瞑想するのがよい。 そしてしっかりとしたリーダーシップを発揮するにはマインドフルネスを実践するべし。

 

以下、私がポイントだと感じた要点をメモしました。

※私の理解・解釈も含まれています。

 

 

 

マインドフルネスは科学的に証明されている

西洋に限らず、私たち日本人でもマインドフルネスとか瞑想とか聞くとどうしてもスピリチュアルなものという気がしてしまうが、磁気共鳴機能画像法(functional magnetic resonance imaging, fMRI)によりマインドフルネスが脳に与える効果が科学的にも証明された。 瞑想をすると脳の動きが穏やかになり、断定的・独断的ではなくなる。

 

職場でも集中力を維持できる

オフィスワークは同僚や部下などがいつも周りにいるため、自分の仕事に集中しづらいという難点がある。 こういう状況でもマインドフルネスの訓練をしていると、自分の思考や感情を意識しやすくなるため、自分がそのとき集中するべきものに自分の思考・感情を向けることができるようになる。

 

リーダーに必要な素質を養う

優れたリーダーには、穏やかで人の話をよく聞き、部下や同僚から尊敬されている、といった特徴がある。 上司として部下をまとめ、会社の上層部に説明責任を負っているというのは大変なストレスの中で仕事をしていることになる。 しかし、上記のようにマインドフルネスを実践していればそうしたストレスにやられてしまう可能性も低くなる。

また、マインドフルネスによって集中力を高めているリーダーたちは、たとえ大きくて対処しづらい仕事が目の前に現れても、それを自分たちで対応できるパーツに分け、それぞれに集中することができるようになる。 マインドフルネスによって自分の対処できる限界を意識できるようになるため、それが仕事でも活きてくる。

こうした特徴をそなえた人物はマネージャーとしても優秀な仕事ができ、それが職場全体にもよい影響を及ぼすと考えられる。

 

実践的なやり方を説明したガイドブックではない

2021年現在、すでにたくさんのマインドフルネスに関する本が出版されており、その多くがマインドフルネスの利点を強調し、それがどう仕事に活かされるかということに重点を置いて書かれています。しかし、この本はマインドフルネスの科学的な裏付けをしっかりと説明してくれているので、マインドフルネスそのものについての理解をじっくりと深めることができるはずです。

 

一方、もしマインドフルネスを自分に合ったやり方で一から始めたいのであれば、そういう趣旨のテキストブックを選んだほうがいいと思います。 実践方法を手取り足取り教えてくれるタイプの本ではないので、教則本を期待している人にはこの本は向かないでしょう。

 

マインドフル・ワーク 「瞑想の脳科学」があなたの働き方を変える